FC ESPERANZA

いつの日か『真に地域に根付き、必要とされ、愛されるクラブ』になったなら

 

『真に地域に根付き、必要とされ、愛されるクラブ』

  

ここで生まれた子供たちは、

物心がつくと自然とクラブのファンになっている。
お父さんもおじいちゃんもこの街のクラブの

熱狂的なサポーターだ。
週末には一緒にスタジアムに連れて行ってくれる。
スタジアムには年齢も性別も関係なく、

色んな人が集まってくる。
ピッチにはまるでヒーローのようなスター選手がいて、
少年は目をキラキラさせて、

「いつか自分も」と憧れを抱き、夢を持つ。

街にはあちこちにクラブの旗が掲げられ、

試合の日には、

お気に入りの選手のユニフォームを着たサポーターが溢れ活気に満ちている。
試合に勝てば、

街やクラブ、選手の名前を叫び、歌い、勝利に酔いしれ、
負ければ、選手と共に悲しみに暮れ、

次への議論があちこちから聞こえる。

これといって、何もない街だけれど、

サッカークラブがある。
クラブは自分たちの分身のような存在、

地域の誇りであり、希望であり、象徴なのだ。
まるでスポーツには“無限の可能性”があるような気持ちになる、
スポーツと人との幸せな関係。

長らく学校や企業主導でスポーツが行われてきた日本でも

こんな光景が見られるようになったんだな。
それぞれの歴史を持った、

文化としてのスポーツの真の価値。

いつの日か、この街の日常に、

こんな夢のような光景が実現することを信じて。